個人事業主のお金の問題

個人事業主・自営業のためのローン講座

個人事業主の方や自営業の方がローンを組む場合の、まずは基礎知識をご紹介します。

個人事業主・自営業とは?

個人事業主の方や自営業の方は、各種ローンを組む際に、「サラリーマンなどの給与所得者と比べて取扱が違う」「ローン審査に合格しにくい」などといわれることがあります。
個人事業主・自営業とは、法人などの組織に属しておらず、個人で事業を行っている人を指します。
いわゆるフリーランスで働いている人や、個人商店、個人農業、個人タクシーなど、多くの職業の人が自営業者となります。
また家族のみで仕事をしている場合や、一人で仕事をしている場合でも、その事業を法人として届けていれば、事業主ということになります。

個人事業主・自営業は、各種ローンを契約しにくいのでしょうか?

一般的には、各種ローンの申し込みにあたっては、安定した収入があることが求められます。
特に住宅ローンの返済は35年(それ以上が可能な場合もあります)など、非常に長期間になります。
この長期間にわたって住宅ローンの返済を続ける保証として、最も求められる条件が安定した収入なのです。

サラリーマンの場合
毎月1回の月給と年2回の賞与の支給を受けることが一般的です。
賞与については、会社の業績などに左右される場合がありますが、月給についてはさほど景気の影響を受けないケースが多く、比較的安定しているとみなされます。
個人事業主・自営業の場合
事業の内容などにもよりますが、事業がうまくいくと多くの収入を得られる反面、事業がつまずくと収入が極端に減る場合があります。
事業の波や景気などによって収入が変動し、安定的ではないと想定されるのです。
銀行などのローン提供者としては、事業がうまくいかなくなった場合に、返済が遅れることをリスクとみなすのです。

実際に、個人事業主・自営業は各種ローンの契約をしにくいのでしょうか?

ローンを申し込む際には、年収を証明する資料を提出することが必要な場合があります。
サラリーマンなどの場合には、直近1年の源泉徴収票などを提出すればOKですが、個人事業主・自営業の場合には、複数年の年収証明資料の提出を求められるのが一般的です。
複数年にわたって年収が安定していると認められないと、ローンの審査に合格しない場合もあり、サラリーマンに比べると、ややハードルが高くなる面はあります。
また、銀行によっては、個人事業主・自営業の場合には、サラリーマンなどの勤続年数に比べて、やや長い営業年数が求められることがあります。

しかし、基本的には、個人事業主・自営業でも、収入が安定していることさえ証明できれば、ローン審査に合格することは、さほど難しくありません。